放射線管理委員会ではこのような活動を通して医療被ばくの低減活動に取り組んでいます。以下、放射線管理委員会副委員長の白川からの報告です。
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平成28年度鹿児島県放射線技師会被ばく管理研修会報告書
(一社)熊本県放射線技師会線管理委員会 白川裕一
下記スケジュールの研修会に講師として参加した。天気のよい土曜日であったが42名の参加があった。メーカー講演では半導体線量計の歴史を主に、今日では多くのメーカーが設置時の確認などに半導体線量計を使用しているという話があった。私は、熊本県放射線管理委員会の活動内容、半導体線量計を用いた入射表面線量の測定方法、熊本県下での線量測定事業といった内容について講演した。講演後に「線量計の保証について」と「線量計の貸し出し時の具体的な渡し方」についての質問があり、すでに今回の講演内容を自施設で実践していただける雰囲気であった。最後に熊本地震時の熊本大学病院の現状について話し、この時に鹿児島県放射線技師会の皆様からいただいたご支援をお礼申し上げた。
日 時:平成28年9月10日(土)15:00~17:00
場 所:鹿児島大学病院 第2臨床実習室
住 所:鹿児島市桜ヶ丘8丁目35-1 TEL 099-275-5664
参加費:会員 無料
【メーカー講演】15:00~15:20
「多機能X線測定器の特徴」
フルークバイオメディカル&アンフォースレイセイフ
. カントリーセールスマネージャー高岡 竜也先生
【特別講演】 15:20~16:20
「熊本県診療放射線技師会での被ばく線量測定の実際」
. 熊本大学医学部附属病院 放射線部
. 白川 裕一 技師
▲鹿児島で技師会員に測定実習を行う白川副委員長