胃X線検査とは
食道から胃、十二指腸の病変をチェックするための検査です。バリウム(薬剤)を飲んでいただき、胃の壁にバリウムを流し込み、様々な方向から胃を撮影します。受診者の皆さまには台の上でグルグルと回っていただき、姿勢を変えていただく必要があります。
<検査の流れ>
- ① 前日の夜から絶飲食です。普段から服用されている薬(糖尿病の薬以外)は当日なるべく早い時間帯に服用してください。
- ② 担当者の指示に従い検査が始まります。まずは発泡剤を飲み、その後バリウムを飲んでいただきます。
- ③ 検査中は台の上でグルグルと回っていただきますが、なるべく“げっぷ”を我慢して下さい。
我慢していただく事で胃が膨らみ、胃全体を広く観察することが出来ます。
- ④ 検査終了後は担当者より下剤をお渡ししますので、必ず服用されますようお願いします。
<注意事項>
・検査前日21時頃以降は絶飲食です。
・検査後、バリウムを体外へと出し切るまでが検査です。錠剤(下剤)の効果を出来るだけ発揮するために、出来るだけ多くの水を飲んでください。
*心臓や血圧のお薬を服用されている方へ
予約時刻の3時間前までに、できる限り少量の水(100ml程度)で服用してください。
*糖尿病の薬を服用されている方へ
糖尿病の薬は低血圧状態を起こす可能性があるため服用しないでください。